5月3日スタート5日ゴールです。
GWの真っ只中のイベントです。
昨年初参加して中間地点でリタイヤしたこのイベントに夫婦でリベンジしました。
新田次郎の小説である単独行で有名な昭和初期の偉大な登山家である加藤文太郎を偲んで、彼の勤務してた神戸から故郷のある兵庫県浜坂までの176キロを走り歩くイベントです。
制限時間は48時間です。レースではないので順位はありません。
走るも歩くも自由ですが、全部歩くと制限時間に間に合わないので最初の10キロだけ走りました。
大人気大会でわずか60名しか参加できません。
2月1日20時のネットエントリーに夫婦それぞれクリック競争で勝ち抜き2人で出れることになりました。出張で行った広島の立ち飲み屋でエントリーしました。
わずか5分で締め切りになりました。
今年は逆走で浜坂スタートで神戸ゴールです。
神戸まで新幹線で行きレンタカーを借りてコースを見ながら車で逆走しました。
夜は近くに泊まり、翌日に浜坂に電車で移動して12時にスタートです。
10キロ過ぎの山中で妻の足が痛み出して→帰宅してから医者に行ったら肉離れでした、歩きに切り替えました。
その後は妻は痛みを我慢して頑張ってもらいました。
あと20キロ弱の地点で私の右腰が曲がり真っ直ぐ歩けなくなりました。
ペースも上がらず時間を大幅にオーバーして52時間かけてなんとかゴールにはたどり着きました。
2晩徹夜、52時間中仮眠はわずかに15分くらいです。
妻も足の痛みを耐え、私も右腰の曲がりと痛みに耐えて意地でゴールにたどり着きました。
主催者は引き揚げたあとだったのでコンビニでハイボールを買って2人で乾杯しました。
苦しかったけど達成感はありました。
神戸のホテルに戻りコンビニで夕飯を買いました。
これだけハードだったのに普通にごはんを食べてお酒も飲めました。これは自慢できます。
翌日と翌々日は神戸観光や西宮のデカトロンに買い物に行きました。
今回、制限時間をオーバーしましたが、自力でゴールまで完走したので来年はもういいやと思いました。