モンブランの大会の最高峰のPTLに友人のOさんと妻と3人で出場しました。
この大会はシャモニースタートゴールで330キロを
6日の制限時間で帰ってこなければなりません。
レースでは無いので順位は関係ありません。
1番の特徴は他のレースと異なりコースマーカーが一切ないため、主催者から提供される地図を読みながらGPSも活用しながら自分たちでルートを探索しなければならないことです。
今回、経験豊富な友人のOさんに頼り切ってしまい、結果お恥ずかしながら初日の夜にルートを失い、一晩中暴風雨の中でビバークする羽目になりました。翌日ルートを見つけたのですが、既に制限時間オーバーでリタイヤしました。
体力面や技術、ルート探索能力のどれを取っても力不足だったことは否めません。
6日徹夜続きで山の中にいる予定が2日目にはシャモニーに帰って来てしまったため、ヒマになりました。
一昨年のトルデジアンと同じ状況でした。
悔しいので余った期間はシャモニーやクールマイユールの山ハイクに明け暮れました。
景色も天気も最高で旅行としてはとても充実して素晴らしかったです
毎日質素な食事でした。
1日2食で、朝は近くのパン屋さんのフランスパンのサンドイッチをハイクに持参。夜はスーパーで惣菜や缶詰を購入して部屋食。
たまにイタリア側のレストランでピザ。
ビールだけは毎日水代わりでした。
最終日は友人のOさんとシャモニーのレストランにやっと行きました。
妻は体重も軽くなり人生で最高の絶好調だったようです。
空気が乾燥してて朝寒く昼暑い気候が体に合うのか、いくらでも歩けていくらでも登れると言ってました。
14泊しましたが本当に帰りたくなさそうでした。
帰りは行きと同じくヘルシンキ経由での乗り換えでした。
時間があったのでムーミンショップに行きましたが、日本人だらけで驚きました。
レースは残念でしたが素晴らしい休暇を楽しめました。