13泊14日の長い旅に行きました。
イタリアのクールマイユールスタート&ゴールのトルデジアンTDGのレースに夫婦でエントリーしました。
今年は3年連続の8月のシャモニーモンブランには行かずに、9月にトンネル挟んだ反対側のクールマイユールで過ごしました。
友人のOさんやアオスタ観光協会のSさんのサポートで、日本人参加者のツアーを組んでいただいたこともあり旅程は楽でした。
成田空港からアリタリアの直行便でミラノに到着→バスでアオスタに行き1泊して翌日は市内観光。バスでクールマイユールに向かいホテルパビリオンに宿泊、観光をしました。
この後にレースの受付を済ませました。
レースは330キロを6日以内のレギュレーションです。
快晴の中レースがスタートしました。
友人のOさんと3名で進みました。ペース配分が全く分からなかったのでOさんにお任せしましたが、少し遅かったようです。段々時間の余裕が無くなり焦り気味になりました。
夜になってOさんと別れて仮眠をとってから2人旅でした
制限時間がギリギリのせいか私がやる気がなくなり、これから向かう3000メートルの山に黒雲が立ち込めて雷が鳴ってるのを聞いてリタイヤを決めました。
妻はまだ頑張りたかったようです。少し言い争いをした後、妻もリタイヤに同意してもらえました。全行程3分の1以下の90キロ地点でした。
後になって考えればもう少し頑張れば良かったと思いましたが、あの時は時間に間に合わないかもしないことが何より嫌でした。
モンブランに3回参加してる私のつまらない小さなプライドが邪魔したと思います。
レースが早々に終わりヒマになったので隣のシャモニーのアルピナホテルを予約して1泊でシャモニー観光に行きました。
今まではシャモニーの街から出ませんでしたが、今回は登山電車にも乗り観光地巡りをしてきました。快晴で素晴らしい景色も見れて最高でした。
辛いレースを続けていたより良かったかもと感じました😁
クールマイユールに戻ってもレースのゴールまでまだ日数があるので、クールマイユール周辺のハイクに毎日いきました。
モンブランはフランス側から見ると穏やかなバニラアイスのような形ですが、イタリア側からは険しい岩山です。
トルデジアンのゴールを見に行きました。
同行した日本人参加者がゴールするのを見るとちょっと悔しい気持ちにもなりましたが、その分観光がたくさん出来て素晴らしい景色と山歩きを楽しめたので良しとしました。
レースが終わりました。
行きと同様にバスでアオスタ経由でミラノ空港に向かい帰国しました。
約2週間の長旅でした。